Apple vs Google 主戦場はローカル検索

主戦場はローカル検索。

AppleはiOS6からGoogleMapを利用した地図アプリではなく、
独自の地図アプリをデフォルトアプリにすることを発表しました。

アップル – iOS 6 先行告知 – マップ

この地図アプリでは3Dマップなどが大きな注目を集めてますが
それよりもAppleが独自の地図にyelpなどの情報を統合し
ローカル検索を開始することが大きなトピックだと思います。

なぜこれが大きなトピックなのか?
今後、モバイル検索市場はPC検索市場を追い抜くと予測されています。
そのモバイル検索のなかでもローカル検索は大きな割合を占めています。

・地域情報を週に1回以上検索する割合:52%
・地域情報を毎日検索する割合:24%
Google Our Mobile Planet スマートフォン調査

これだけローカル検索の割合が多いということは、
それに合わせた広告市場の割合も多くということになります。

Googleもローカル検索の重要性は当初から分かっており、
様々な対応を行ってきています。
最近ではレビューサイトのZagatを買収してローカル検索を強化しています。

GoogleプレイスがGoogle+に統合 Zagat評価も追加 – ITmedia

また、Googleのモバイル検索の総売上の40%がiOSからという試算もあり、
Googleの中でもすでに大きな広告収益となっていると予測されます。

アップルの「iOS」グーグルのモバイル広告売上の40%に貢献 – CNET

Appleはユーザー体験としても重要で、かつ広告市場としても大きなローカル検索を
すべてGoogleに任せるのは問題があると考えたのは自然なことだと思います。

ジョブスはAndroidについて以下のように語っていました。


『我々は検索ビジネスに参入しなかった。
あちらが電話ビジネスに進出してきたのだ。
Googleは間違いなくiPhoneを潰したがっているが、
我々はそうはさせない。』

「邪悪にならないGoogle」は嘘、Adobeは怠慢 Jobs氏発言 « WIRED.jp

今度はAppleがローカル検索という形で検索ビジネスに参入してきました。

主戦場はローカル検索。

面白い状況になってきました。

iOS 今後も地図と検索はGoogle

GoogleがiOSでの地図と検索の提携を更新したようです。

AllThingsD主催のD9カンファレンスにてエリックシュミットが提携更新を明かしました。

Google has recently renewed its partnership with Apple over mapping and search.
http://techcrunch.com/2011/05/31/googles-eric-schmidt-we-just-renewed-maps-partnership-with-apple/

一時は地図はApple独自、検索はBingか?といった噂もありましたが
やはり当分はGoogleのままということになりそうです。